コロナ抗原検査キットの今

薬剤師
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こんにちは

アップル@薬剤師ブロガーです

今回の記事をご覧いただきありがとうございます。

まず初めに

抗原検査キットも医薬品扱いなので適正に使用するために、薬剤師の指示や添付文書に沿って使い方を必ず守ってください。

不適正使用などによる治療や再購入が必要になっても当ブログでは一切責任は負えませんし、使用者の責任になりますので、上記には十分ご注意ください。

注意

※あくまで個人的な意見です。薬剤師団体などの意見ではないのでご注意お願いします。

執筆のきっかけ

今回の記事は2023年1月現在、比較的在庫はあるようですが、お店によってはまだまだ十分に行き渡っているとは言えない抗原検査キットについてです。

「抗原検査キット」でググるといろいろなサイトがありますが、私の記事では現役現場薬剤師としてもっと分かりやすく、一般の方に難しいところは省略して簡単な言葉で知れ渡ればと思い記事にしました。

抗原検査キットとは?PCR検査とは違うの?

抗原検査

現在の感染有無を判定

鼻の粘液、あるいは唾液から検査する方法など

判定時間は長くても30分程度(商品による)

精度はPCR検査より多少劣ると言われている

PCR検査

現在の感染有無を判定

鼻の粘液、あるいは唾液から検査する方法など

判定時間は数時間(主に病院など医療機関で行われている)

現在、最も高精度な検査方法と言われている

但し、発症2日目から9日以内の有症状者については抗原検査キットとPCR検査の結果の一致率は高いと言われています。

上記参考資料、厚生労働省ホームページ

抗体検査は、現在あまり普及されていないので割愛。

今、どんな商品が販売されているの?

2022/01/12現在は以下の通りです。

上記引用元は厚生労働省ホームページからのスクショです。なので製品写真をクリックしても拡大しません。

その中でも私がドラッグストアや調剤薬局で比較的多く目にした商品は以下の3種類です。

このアンスペクトコーワが一番取り扱い店舗多いかも。

【第1類医薬品】興和 アンスペクトコーワ SARS-CoV-2 (1回用) 一般用 SARSコロナウイルス抗原キット 新型コロナウイルス抗原検査キット

このエスプラインは鼻腔と唾液で両方できるタイプ。

最近ではコロナの検査とともに、2022年12月から流行の兆しがあるインフルエンザの検査もできるものがあります。

その他、「体外診断用医薬品」としてのコロナ検査薬もあるようですが、これは薬剤師がいても調剤薬局が併設されていないドラッグストアでは購入できませんのでご注意願います。

医療用(一般用)と研究用とは?

以前は、研究用しか店頭になかったのですが、現在は医療用が大半を占めています。

万一、研究用を見つけても購入はやめましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

コロナの検査と言っても沢山の種類があります。

家族が陽性、友達が陽性になったから私も検査したいと焦る気持ちは分かりますが、どういうものかわからないまま薬局に行く前に、今のうちに予備知識だけは入れておくと便利だと思います。

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それでは、今回の記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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